猫伝染性鼻気管炎

猫伝染性鼻気管炎
 
 
猫伝染性鼻気管炎とは、猫ヘルペスウイルスや猫カリスウイルスの感染により起こる伝染性の病気(一般的に言われる猫カゼ)です。
 
猫伝染性鼻気管炎の症状は、
◯ 鼻水
◯ くしゃみ
◯ 鼻詰まり
◯ 発熱
◯ 食欲不振
など、人の風邪に近い症状がみられます。
病状が悪化すると、肺炎などに進行することもあり、場合によっては命を落としてしまうこともあります。
 
原因は、ウイルスによるもので、ウイルスに感染している猫との接触や空気感染により、潜伏期間を経て発症します。
一度感染した猫は、回復した後もウイルスが神経細胞などに潜むため、ウイルスのキャリアとなり、免疫力が低下した時に症状が表面化することがあります。
 
猫伝染性鼻気管炎は、ワクチン接種で感染の予防ができます。
また、感染した猫との接触を避けることも重要なので、病気以外の安全面も考えると室内飼いをお勧めします。
 
 
ご不明な点がございましたら、お気軽に当センターへご相談ください。
 
 
 
博多犬猫医療センター(福岡市博多区千代 動物病院)
動物看護師(チーフマネージャー)
濱田 将平