狂犬病ワクチンの注射時期と大切さ

みなさんは、ご家族の狂犬病ワクチンを何月に接種していますか?
 
 
1年に1度うてば、何月に接種しても大丈夫と思ってる方も少なくないと思います。
実は成犬は、4月〜6月に狂犬病注射を受けさせることが義務付けられています!!!
子犬は、生後91日以降の子を飼いはじめたら30日以内にワクチン摂取することが義務付けられています!
 
今の日本では狂犬病は発生してないので、接種しなくても大丈夫と思われている方もいるかもしれません。
海外からウイルスが入ってくる可能性は、0ではありません。
狂犬病は、人獣共通感染症です。
ご家族を守るためにも、人を守るためにも、日本を守るためににも、皆様が義務をまっとうすることが大切です。
狂犬病予防法の違反は、20万円以下の罰金の対象にもなりますので、お気をつけください。
 
当センターでも、狂犬病ワクチン接種が可能です!
費用は、市から送られてくるハガキに記載の金額になります。(狂犬病注射のみの場合は、診察料もかかりません)
また、市からのハガキに記載の登録番号(鑑札番号)をご提示頂けると、当センターで登録代行手続きをすることも可能です。(初めての登録の方、福岡市に登録がある方)
 
病気の治療中で、狂犬病ワクチンを接種しないほうが良い子もいます。
その場合は猶予書を発行することもありますので、ご相談ください。
 
胸を張ってご家族と過ごすため、きちんとルールを守りましょう。
 
 
ご不明な点がございましたら、お気軽に当センターまでご相談ください。
 
 
 
博多犬猫医療センター(福岡市博多区千代 動物病院)
動物看護師
上田 果奈